だから美容師になったんです

【十人十色】 の記事を書いていたとき 自分のアシスタント時代のダメさ加減に改めてビックリしました。んで。なんで晴れてスタイリストになれたの?ってとこですかね。
仲間に恵まれたんです。
私のベースを作ってくれたサロン。Fix-up。
ここに勤めてなければきっと美容師にはなれてない。気がする。
とにかくしんどかったけどとにかく楽しかった。今も同期や先輩 後輩と繋がりが。逢えばあの頃に戻ってしまう関係。
カッコよく言えば クリエイター同士の情報交換?!的な。いや ただくっだらない話しでどかーんと盛り上がる会。みたいな関係が続いてます。
誰も知りたくはないだろうけど。たまーーーーーーーーーーにお客様から「美容師になろうと思ったキッカケは??」と聞かれます。
私が美容師になろうと思ったのは小学校1年生ぐらい。この頃は毎日なりたいものが変わってた時期。
ロングヘアーで来る日も来る日もポニーテールに結われ 俗に言うポニハゲちゃんでした。毎朝 母の容赦ない引っ張りで脳天に結われてたポニーテール。「痛い!」と言おうがお構い無し。「たまには違うのがいい!」と懇願し翌朝楽しみにして起きると脳天だったポニーテールが右側脳天に移動しただけのスタイルに。 それから自分で練習し始めたのは言うまでもない。
人並みにりかちゃん人形やバービー人形は持っていたけど着せ替えには興味なし。上半身すっぽんぽんでも髪だけはよく梳かしてた。そんな幼少期。
高校生になると白髪がチラホラ。まさに青春真っ只中。こりゃ悩むよ。授業を脱け出し保健室へ。先生の一言が「悩むと増えるよ。はやく授業に戻れ。」て。あーーーそーですか。そーですか。その夜 セルフカラーして翌日親呼び出し。進路相談で迷わず美容学校希望。そんな思春期。
曾祖母が髪結い。祖父が理容師。祖母が美容師。
なんだかんだで血ですかね。
美容の専門学校へ行く!と気持ちを固め 現役理容師だった祖父に報告。もちのろんで喜んでくれると思ったのに まさかの大反対!
「そんなに甘い世界じゃない!無理だ!」って。
スイッチ逆に入っちゃうよねーー。メラメラ燃える。ぜってーーー美容師なってやる!それまで生きてろよ!(←心の声)って敬わなければいけない存在に闘争心剥き出しに。あれは煽ってたのか?私が否定されればされるほど燃える性格バレてたの?思うつぼじゃん。
そして美容専門学校へ。
その後冒頭で書いたサロンにお世話になり 紆余曲折を経て今に至ります。
地元(福生)で美容師をやる理由。はおいおい書いていきます。
とにかく。髪を触るのが好きなんです。お客様から「ありがとう」と笑顔を貰えるのが大好物なんです。だから美容師になったんです。